バリア機能の向上で肌トラブルを解消!バリア機能向上方法

肌トラブルでお悩みの方、あなたの肌のバリア機能は正常に働いていますか?
どんなに肌トラブルを改善しようとしても、このバリア機能がうまく働いていなければ改善されません。しかし、バリア機能といっても肌の中でどのような仕組みから肌を守っているのか…わからないですよね。
ここでは肌の「バリア機能」の仕組みから機能向上に向けて、どのようなケアが
必要になってくるのか紹介していきたいと思います。

 

人間の体は凄い!肌の「バリア機能」とは

そもそも私たち人間の体にはもともと「バリア機能」が備わっています。これは外部からの刺激や有害物質から肌を守ってくれる働きのことを言います。この「バリア機能」の働きのおかげで以下のことから私たちの肌を守ってくれているのです。

 

*紫外線、大気ガス(排気ガスや悪い物質が含まれた空気)、細菌、衣服着脱の際の摩擦

 

*肌の表面から水分が蒸発することを防ぎ、肌の中に潤いを閉じ込める

 

私たちは普段スキンケアによって肌の調子を整えるのですが、人間の体の仕組みは凄く体内でも肌のためにしっかり防御しようとしてくれているのですね。

 

肌の構造を知ろう!

「バリア機能」を構成する肌の構造を知ってきましょう!

 

*皮脂膜
私たちの肌の外側を覆っている油分の薄い膜です。
「皮脂腺」から分泌される皮脂と「汗腺」から分泌される水分が混ざり『乳化』すると外部から刺激を防いで水分の蒸発を防ぐフタの役割を果たしてくれます。

 

※健康な皮膚にはその人に合わせた適切な量の皮脂が分泌されています。

 

*角質層
皮膚細胞は垢として剥がれていくのですが、その前の細胞を「角質細胞」と呼びます。
この「角質細胞」が重なった層が「角質層」といいます。

 

※健康な皮膚の角質層は0.02〜0.03mmの厚さがあります。

 

*NMF
上記の「角質細胞」には細胞内に潤いを蓄える機能があります。この機能を『NMF』と呼びます。

 

※健康な「角質細胞」は『NMF』のおかげで潤いを保持し肌に弾力を与えます。

 

*セラミド
肌の中にある各皮膚細胞の間には隙間を埋めるように「セラミド」が満たしてくれています。この「セラミド」は肌の中でゼリー状の保湿液となっており、肌の弾力を潤って保ってくれます。

 

※健康な皮膚は「セラミド」が豊富なため皮膚細胞の隙間を十分に満たし保湿しています。

 

 

今紹介した『皮膚膜』・『角質層』・『NMF』・『セラミド』この4つが揃うことで「バリア機能」が正常に働くのです。
この「バリア機能」が正常に働くことで肌の表面には艶があり、内面は潤いと弾力で美しい肌になれるのです。また、紫外線や乾燥、化粧品に含まれた添加物に対して抵抗力も生まれ肌を外部刺激から守ってくれるのです。

 

肌の「ターンオーバー」って何?!

「バリア機能」が正常に働くには上述したように肌の中の細胞が活躍しているからです。しかしこれも一生続くわけではなく垢となって剥がれ落ちまた新たな細胞が生まれてくるのです。それが繰り返されることで「バリア機能」が正常に働いています。

 

この細胞が生まれ変わること、簡単に言えば新陳代謝ですが、このことを「ターンオーバー」と言います。
「ターンオーバー」が乱れると肌にはいろんな症状が出ます。
しかもこの「ターンオーバー」の周期が乱れると周期が正常に戻るまでには最低1か月から最長でも数か月かかると言われています。

 

「ターンオーバー」の周期は正常で28日と言われています。これが加齢や外的刺激によって正常より遅くなったり早まってしまったりするのです。乱れることにより以下の症状が発生します。

 

・肌がくすむ
・スキンケアをしても肌に取り込まれにくい
・シミやシワができやすい
・乾燥肌や敏感肌になりやすい

 

ですから(スキンケアをしているのに結果が出ない…)と思っている方は一度「ターンオーバー」を見直してみるといいでしょう。
ですがここで疑問に思う方がいると思います。

 

『周期が遅くなるのは悪い気がするけど、早まるのはいいのでは?』と…

 

勘違いしてほしくないのが「ターンオーバー」が早まると肌の内部の細胞が整う前から肌の表面を覆ってしまうので角質層の厚さが薄かったりと、潤いや弾力が保てていない状態です。そのために肌表面が弱く敏感肌や肌荒れなどが起きやすいのです。

 

また「ターンオーバー」が遅いと肌表面にいつまでも垢が残った状態になりますからこの「ターンオーバー」が遅い時期にスキンケアを一生懸命やっても垢に塗ってるだけになるので肌に取り込まれなくなります。

 

「ターンオーバー」の周期の目安として
10代→20日
20代→28日
30代→40日
40代→55日
50代→75日
60代→100日

 

「20代後半からがお肌の曲がり角」と言われるようにどんどん周期が遅くなっていることが見てわかると思います。
年齢を重ねると傷が治りにくくなるのにもこの「ターンオーバー」が関係しているのですね。

 

〜まとめ〜

・「バリア機能」を正常に働かせるための肌構造は『皮膚膜』・『角質層』・『NMF』・『セラミド』からなっている
・「ターンオーバー」がスキンケアをしていくうえで関係していく

 

「ターンオーバー」を意識してスキンケアをできればいいのですが、いつ自分の肌の周期が乱れているのか正常なのかは把握しにくいと思います。ですから肌には常に「保湿」を意識したスキンケアを行うことが大切です。しかし「ターンオーバー」の周期が早かった場合は肌が弱い状態ですから色んなスキンケア化粧品を塗ってもそれが肌にとっては刺激になる場合があります。

 

常に肌に対しては優しく触れることを意識したうえで「保湿」を充実させたケアを心がけましょう。